マネーフォワードクラウドとfreee(フリー)を左右に並べて同時に徹底比較!

マネーフォワードクラウドとfreeeを並べて比較!

ケイリー・オッジ

クラウド会計ソフト比較.netをご覧いただきありがとうございます。
私はこれまでにマネーフォワードクラウドとfreeeを実際に業務で使用してきました。この2つのクラウド会計ソフトの比較でしたらどこにも負けない内容になっていると自負しております。当サイトが皆様のクラウド会計ソフト選びのお役に立てれば幸いです。

2大クラウド会計ソフト徹底比較を見る


各クラウド会計のおすすめポイント

freee
弥生会計オンライン
マネーフォワードクラウド

クラウド会計ソフトを代表する3つのクラウド会計

簡単経理でスマホアプリの操作性も素晴らしいfreee、画面共有や電話でのサポートが手厚い弥生会計オンライン、連携サービスが多く振替伝票の入力もできベテランの経理担当者も納得のマネーフォワードクラウド

それぞれ特徴があり、単純に「おすすめ1位はこれ!」とは言えないからこそ、じっくり比較検討して自分に合った会計ソフトを見つけていただきたいです。

私はこれまでにマネーフォワードクラウドとfreeeを実際の業務で使ってきましたので、このページではこの2つのクラウド会計ソフトの徹底比較をさせていただきます。

それでは、渾身のマネーフォワードクラウドとfreeeの比較を御覧ください。

マネーフォワードとfreeeを並べて比較!

最終更新日:2019/5/13

ケイリー・オッジ

私はこれまでにマネーフォワードクラウドやfreee(フリー)、弥生のオンライン、その他様々なクラウド会計ソフトを調査し、いくつかのクラウド会計を試してきました。

その結果、個人事業主や小規模法人の経理はクラウド型会計ソフトのマネーフォワードクラウドかfreeeの二択という結論に至りました。

という訳で、このページではマネーフォワードクラウドとfreeeの2つの会計ソフトを徹底的に比較して、それぞれの特徴と長所短所を取り上げております。

この2つはどちらも優れたクラウド会計ソフトです。

あなた自身の環境や経理スタイルによって最良の選択は変わると思いますので、当サイトをご覧いただいて検討していただければと思います。

このページではマネーフォワードクラウドとfreeeを左右に並べて同時に比較しております。スマートフォンの場合スペースの都合により左右同時には表示されませんので、ぜひPCでブラウザ幅を広くしてご覧ください。

取引データの自動取り込みと提携数

経理を早く簡単に終わらせるために一番求められている機能が、データの自動取得とその提携数です。私がマネーフォワードクラウドとfreeeを強くおすすめする理由がまさにこれです。この2つのクラウド会計ソフトは他のサービスを介さずにデータを取り込めます。

また、対応しているオンラインバンクやクレジットカード会社も数千以上もあるので、対応しているオンラインバンクやクレジットカードを新たに作る必要もありません。

マネーフォワードの取引データの自動取り込み

マネーフォワードの取引データ自動取り込み提携数

オンラインバンクやクレジットカードの取引のデータは連携させれば自動で取得できます。

対応している金融機関(銀行や信用金庫)は法人用口座が2135行、個人用口座が1153行もあり対応していないオンラインバンクを探すほうが難しいほどです。

マネーフォワードクラウドの自動データ取得対応状況20190408

また、クレジットカードの取引データの自動取得もできます。対応しているクレジットカードは142社もあります。

その他にもレジシステムやwebサービスとも連携が可能なので店舗の売上のデータなども自動で取り込むことが可能です。

もちろん、マネーフォワードクラウドの他のサービス(クラウド請求書、クラウド給与)とも連携が可能です。

マネーフォワードクラウド、他のサービスとの連携

データ取り込みのタイミング

銀行のお金が動いたらすぐにその取引データは取り込めます。クレジットカードはカード会社が取引を把握したらデータが取り込めます

クレジットカードのデータ取得のタイミングはマネーフォワードは早いです。資金繰りを早く把握したい方に最適です。

freee(フリー)の取引データの自動取り込み

freeeの取引データ自動取り込み提携数

freeeの取引データの自動取り込みは、オンラインバンク3336行、クレジットカードは136社に対応しています。

クラウド型会計ソフトで日本一の連携数で、より経理自動化に近づけます。

freeeもAirレジやユビレジに対応していますので、これらのレジサービスを使用して店舗運営をされている方にもおすすめできます。

freeeの自動データ取得対応状況20190408

もちろんfreeeも請求書や給与のデータも連携します。freeeは連携すら感じないスムーズな連携です。

データ取り込みのタイミング

銀行のお金が動いたらすぐにその取引データは取り込めます。クレジットカードは支払いが確定してからデータが取り込めます。

クレジットカードのデータ取得のタイミングはマネーフォワードに比べて遅いです。経理業務は月に一度まとめてするという方はfreeeでもいいです。

日々資金繰り表を作成するほどキャッシュフローを気にするなら本来の経理の仕分けをする必要があります。

場合によっては振替伝票の手動入力を活用する
私の場合、オンラインバンクとクレジットカードを連携して使ってます。職種はホームページ制作業なので、レジシステムは使用しておりません。仕事に関連したWEBサービスも連携できますが、費用を支払うタイプのサービスはクレジットカードの方で記録されますし、ASPなどの収益が発生するタイプのサービスは各社税込み税別が統一されておりませんので連携させてません。
毎月月末に一度まとめて手動で入力してます。

“まとめて”と言っても1ヶ月分の取引を1個ずつ全て入力するわけではなく、1行にまとめて入力してます。

自動登録や一括登録などの様々な仕訳方法

マネーフォワードクラウドとfreee(フリー)の仕訳を比較していきます。

取り込んだデータを仕訳する作業も会計ソフトで行う日々の業務に関わる機能です。日々の経理業務といったら取引の仕訳ですので、データの自動取り込みと並びこれらの機能も大事な部分です。

クラウド型に限らず会計ソフトを使ったことがある方はおわかりいただけると思いますが、会計ソフトを使った経理業務のほとんどは仕訳作業です。

手書きで帳簿を付けるなら仕訳のあとにも総勘定元帳や各種台帳に転記する必要がありますが、会計ソフトはそのあたりを自動でやってくれます。

日々の経理業務では自動で取り込んだ取引を仕訳します。クラウド会計ソフトでは、経理という業務の性質上、どのソフトでもだいたい同じような事ができるように作られています。

それでも、仕訳方法は各社特徴があり会計ソフトの個性にも繋がっています。

マネーフォワードの仕訳

マネーフォワードクラウドの仕訳の最大の特徴は一括登録です。詳しくは後述しますが数十個の異なった取引を一括で仕訳登録したいならマネーフォワードクラウドがおすすめです。

勘定科目と摘要の自動提案

勘定科目は自動で提案をしてくれます。
マネーフォワードクラウドのデータベースに無い取引は自分で勘定科目や摘要を入力することになりますが、1度設定すれば次回以降は勘定科目と摘要が自動で割り振られます

書き換えた摘要は記憶される

例えば、上記の場合、もともと提案された摘要は「地方税」ですが、後で見た時に何の地方税なのかわかりやすいように摘要を「地方税 受取利息の税金」としました。
こうすると次回から摘要は「地方税 受取利息の税金」になります。

一括登録

マネーフォワードクラウドは仕訳登録を一度に最大で50個までできます。
私がマネーフォワードクラウド会計を使っていて最も便利だと思った機能です。freee(フリー)にはありません
日々の経理業務で50個も一度に仕訳登録をすることは、まずありませんが、月に一度しか経理業務をしなかったりする場合はそのようなことになるかもしれません。

クラウド型なので登録ボタンを押してからレスポンスがあるまで時間がかかります。
時間がかかると言っても1回あたりは1秒程度かそれ以下ですが、何回も続けるのは多少煩雑なので、一括登録があるとストレスフリーです。

自動で割り振られた勘定科目が合っているか1件ずつ確認するので、必ずしも一括登録が必要というわけではありませんが、無いよりあった方がストレスフリーです。

使っているうちに勘定科目の自動提案の精度が上がってきますので、私の場合はとりあえず50件全てにチェックを入れて、修正の必要がある仕訳を見つけたらチェックを外します。そして、一括登録のボタンを押して登録します。数十件一括で登録すると1つだけ登録する場合と比べてレスポンスは遅いですが数十倍遅いわけではありません。長くても5秒程です。

ツイッターではこのような意見も見受けられました。

手動簡単入力

マネーフォワードクラウド会計の簡単入力画面

このように行った取引についての情報を入力して簡単に手入力で仕訳をする機能です。

振替伝票入力

従来の経理の方式での入力です。
借方 消耗品費 ◯◯円 / 貸方 普通預金 ◯◯円
といったように振替伝票を打って入力する方法です。

マネーフォワードクラウド会計の詳細入力

月に何度か手入力するような取引が発生しますが、私は前述の簡単入力は使ってません。
理由は簿記3級のテキストで経理の勉強をしたので、複式簿記の入力の方が直感的に理解できるからです。

また、会計事務所や税理士先生に仕訳について質問すると、メールでこの形式で回答があります。
ネットで仕訳を調べても借方貸方で説明されています。国税庁の仕訳の説明もこの形式です。

参考 税抜経理方式又は税込経理方式による経理処理国税庁

マネーフォワードクラウドの公式サイトへ

freee(フリー)の仕訳

freeeの仕訳の最大の特徴は自動登録です。詳しくは後述しますが、これは使い方によっては完全自動経理も可能です。経理に割く時間を少しでも減らしたい方はfreeeがおすすめです。

勘定科目と摘要の自動提案

freeeの自動提案

freeeもこのように勘定科目の自動提案はしてくれるので、内容に間違いがないか確認したら「登録」ボタンを押すだけで仕訳ができます。

一括登録

freeeはプロフェッショナルプラン以上で一括登録ができますが、プロフェッショナルプランは月額47,760円の大規模法人向けの特別プランです。

freeeで一括登録はプロフェッショナルプランのみできる

通常のプランでは鍵マークが付いていてこの機能を使うことはできません。

マネーフォワードのような一括登録はできませんが、同じ勘定科目の取引だったらまとめて登録はできます。また、一括で”無視”もできますので対象外の取引が多い時は楽です。

自動登録

これはfreee独自の機能です。マネーフォワードクラウドにはありません。

freeeの仕訳自動化

例えば、スイカのチャージを行うと上記のように旅費交通費という勘定科目が自動で付きます。ここまではマネーフォワードクラウドにもある機能です。

freeeの自動登録というのは、今後同じ取引が発生した時に自動で登録までしてくれる機能です。

「スイカチャージは旅費交通費」とfreeeに学習させれば(自動化をチェックすれば)次からは自動で登録されるようになります。
これはAmazonなど消耗品や新聞図書などいろいろなものを扱っているところで機能させるのは難しいですが、スイカチャージや水道光熱費などのいつも同じ取引内容の仕訳は自動でできるようになります。

使い方次第では完全に自動で経理業務ができてしまうとても便利な機能です。

経理自動化計画freeeの仕訳の自動登録が便利すぎる!経理が不要になる使い方

取引登録(簡単入力)

freeeの取引入力

手動での仕訳登録です。入力を進めていくと同時に画面下部に仕訳が表示されるので従来の経理に慣れている方にも優しいです。

お金が増えたのか減ったのかを起点にして何に使ったのかを選択して仕訳していきます。いきなり勘定科目を選ばされることもないので経理が苦手な人にも優しい方法です。

振替伝票入力

freeeでも振替伝票入力ができます。

ただし、振替伝票は普段使う”取引”ではなく、”確定申告や決算”の中にあるのでわかりにくかったです。freeeのスタンスとしては、できるだけシンプルにというを押し出したいがための配置なのでしょう。

freeeの振替伝票入力

freee(フリー)の公式サイトへ

マネーフォワードクラウドとfreeeが目指すところ

マネーフォワードクラウドは通常の仕訳の中に振替伝票入力があります。借方貸方など直感的にわかる経理経験者でしたら手動入力はすべて振替伝票でやりたいと思うので、経理経験者はマネーフォワードが使いやすいかと思います。

一方、freeeでは借方や貸方という言葉がほとんどでてきません。インターネットで仕訳のことを調べても必ずと言っていいほど、借方貸方の方法で説明されていたりと、従来の経理に慣れている人にとっては不便に感じる部分でもあります。

freeeにも振替伝票入力はあるのですが普段使うであろう「取引」に配置せず決算の項目に配置されています。経理に慣れている私的には取引の中に置いておけばいいのにと思っております。

しかし、freeeはあえてそれをやらないのは、経理知識がなくても、簡単に完全な自動経理ができる会計ソフトを目指しているからではないでしょうか。

機能の配置ひとつからそれぞれのクラウド会計ソフトの方向性が伺えます。


マネーフォワードクラウドの振替伝票の位置

freeeの振替伝票の位置

ユーザーサポートの方法と内容

サポートに聞けるのはマネーフォワード、freeeともに主に使い方についてのみです。「この仕訳で合っているか?」「この収益は売上か雑収入か?」などの経理処理や税務の相談はできません。経理の方法は会社によって違いますし税務相談は税理士以外がすると税理士法違反になるのでしょうがないです。

私は5年以上クラウド会計ソフトを使ってきましたがサポートに質問したのは6回ほどしかありません。両者ともそれくらい全体的にわかりやすく作られています

マネーフォワードクラウドのサポート

電話サポート

個人ではあんしん電話サポート付きベーシックプラン、法人ではどのプランも電話サポートは付いてます。

マネーフォワードの電話番号は画面上部の「」の中の「サポート」の中にあります。

私が使い始めた頃はフリーダイヤルだったのですが、今は通話料がかかります

メール・チャットサポート

私は操作がわからない時はチャットで質問をします。
チャット画面は営業時間中(平日 10:30〜17:00)は常にマネーフォワードクラウドの画面の右下にあります。

マネーフォワードクラウド会計のチャット画面

チャット画面に質問を入れるとだいたい1〜2分以内には返事が返ってきます

freee(フリー)のサポート

電話サポート

個人ではプレミアムプラン(年額39,800円)、法人ではベーシックプラン(月額4,780円/年額47,760円)では電話でのサポートが受けられます。

freeeの電話サポートは予約制

freeeの電話サポートは予約制です。通話料がかからないのが嬉しいです。

メール・チャットサポート

マネーフォワードクラウドと同様にプランによって違いがあります。

私はベーシックプランなので、画面右下には「電話サポート」と「AIアシスタンス」のタブが表示されています。

AIアシスタンスのタブを開くと一番下に「freeeサポートデスク担当者に相談する」というボタンがあります。そこをクリックすると質問を入力する画面になります。

質問を入力して「チャットを開始する」をクリックするとAIではなく担当者に繋がります。

チャットの受付時間は平日10:00-12:00、13:00-18:00です。昼休みはありますが18時まで対応しています。freeeのサポートチャットも画面の右下に営業時間中はいつもあります。

PCの操作や経理に自信が無い方には弥生のサポートも
弥生会計のサポートはとても充実しています。
このページでは私が自信をもっておすすめできるマネーフォワードクラウドとfreee(フリー)、2つの会計ソフトだけを比較するのがコンセプトであり、弥生会計オンラインを取り上げるのはページの趣旨に反するのですが、弥生会計オンラインのサポートはそれほど充実しています。

ソフトの操作についての質問はもちろんのこと、経理や確定申告の相談も電話とメールでできます

さらに画面共有サポートというものがあり、自分の画面をオンライン上でサポートセンターと共有して操作を教えてもらうこともできます。

パソコンの操作や経理業務に不安があるようでしたら、弥生会計オンライン(個人事業主は、やよいの青色申告オンライン)を検討してみるのも良いかもしれません。弥生のサポートについて別記事でまとめましたのでぜひご覧ください。

弥生会計オンライン弥生会計オンライン・やよいの青色申告オンラインはこんなクラウド会計ソフト

ちなみにやよいの青色申告オンラインでサポートを受けられるのはベーシックプランのみです。セルフプランはメールサポートもありません。

スマホやアプリのモバイル対応状況

モバイル環境での使用感でしたら専用アプリのあるfreeeに軍配が上がります。それぞれのモバイル環境とアプリの使用感を見ていきましょう。

マネーフォワードは簡単な財務の確認なら可能

ブラウザ – タブレットなら操作可能だがスマホだと難しい

マネーフォワードクラウドはタブレット端末やスマートフォンのブラウザで使うこともできます。

ただし、画面はPCと同じものです。

iPadなどのタブレット端末の画面サイズでしたら問題なく使用できますが、iPhoneなどのスマートフォンの画面サイズでは実用的ではありません

iPhoneXsのsafariでマネーフォワードにアクセスした画面をキャプチャしたもの

上の画像はiPhoneXsのsafariでマネーフォワードにアクセスした画面をキャプチャしたものです。

マネーフォワードを表示したスマホを撮影

このようにボタンなどの要素が小さすぎるためスマートフォンでの操作は難しそうです。
一箇所ずつ拡大するといった方法もありますが、やはり実用的ではありません。

アプリ – 口座残高の確認や損益グラフが見れるが経理作業はできない

マネーフォワードクラウドアプリは、銀行口座の残高、キャッシュフローのグラフ、損益のグラフの閲覧ができます。これらの財務状況の閲覧のみが可能で、仕訳などの経理業務はできません。

口座残高が確認できる

連携している銀行口座の残高が確認できます。

キャッシュフローを確認

キャッシュフローがグラフで確認できます。横方向にスライド(フリック)させることによって表示されている期間より前後の期間も見られます。

損益のグラフ

損益のグラフが見られます。キャッシュフロー同様横方向にスライドさせると遡ってグラフを確認できます。

繰り返しますが、マネーフォワードはアプリでは仕訳などの経理作業はできません
結論としては、マネーフォワードクラウド会計は基本的にパソコンで使用する会計ソフトです。

マネーフォワードクラウドの公式サイトへ

freeeのモバイル対応はアプリが素晴らしい

ブラウザ – マネーフォワードクラウド同様タブレットは可、スマホは難しい

freeeもマネーフォワードと同様にタブレット端末とスマートフォンのブラウザで使うことができますが画面はPCと同じものです。

iPhoneXsのsafariでfreeeにアクセスした画面をキャプチャしたもの

上の画像はiPhoneXsのsafariでfreeeにアクセスした画面をキャプチャしたものです。

freeeをiPhone5で閲覧

freeeもボタンなどの要素が小さすぎるためスマートフォンでの操作は難しそうです。
一箇所ずつ拡大するといった方法もありますが、やはり実用的ではありません。

マネーフォワードクラウドと同様にタブレットでは使えますが、スマートフォンでの操作は難しいです。

アプリ – スマートフォンでもサクサク経理(仕訳)ができる

スマートフォンのブラウザで操作するのは難しいのですが、freeeの専用アプリの操作性は素晴らしいです。

freeeの公式アプリの仕訳画面

例えばクレジットカードの取引データを取得したらこのように仕訳が提案されます。この場合、Suicaのチャージなので勘定科目は自動的に旅費交通費になりました。

自分で勘定科目を選ぶ画面

freeeのデータベースに無い取引の場合は自分で勘定科目を設定することになりますが、このように実際に支払いをしたシーンで選択できるので「借方、貸方、勘定科目!」などと言った経理を意識することなく仕訳ができます。

また、一度選択した勘定科目は次回以降自動的に付くので仕訳作業は楽になっていきます。

私用の取引も簡単に仕訳できる

私用で使ったものは「プライベート」をタップすれば自動でそれに応じて仕訳されます。法人の場合は「役員貸付」として仕訳されます。(個人だと「事業主貸」ですかね?)

このように、freeeの公式アプリはタッチパネルならではの簡単な操作で経理業務ができます。少なくとも仕訳作業についてはパソコンで作業するより快適にできます。

freee(フリー)はアプリでも多くの機能が使えるのでどこでも経理業務ができます。パソコンからアクセスするのは年に数回でよさそうです。

freee(フリー)の公式サイトへ

各プランの利用料金

マネーフォワードクラウド、freee(フリー)の両方とも月払いと年払いが選べるものがあります。会計ソフトはずっと使うものなので、本格的に使う場合、お得な年払いを選択するのがおすすめです。

試しに使う場合にも両社とも無料で使えます。無料プランで機能や操作性を確認して自分の用途に合った方を年払いで使うといった流れで良いと思います。

マネーフォワードクラウドやfreeeに限らず「無料で使える」と謳っているWEBサービスは多いですが、実際問題無料ではあまり使いものになりません。あくまでお試し期間のつもりで、会計ソフトを使うにはお金がかかるという認識でいましょう

なお、下記料金は税別表記をしております。

マネーフォワードクラウドのプランと利用料金

個人事業主用

個人事業主用のマネーフォワードクラウド確定申告にはパーソナルライトパーソナルパーソナルプラスの3つのプランがあります。

プラン 月払い 年払い
(月額換算)
パーソナルライト 1,280円 11,760円
(980円)
パーソナル 2,480円 23,760円
(1,980円)
パーソナルプラス 35,760円
(2,980円)

法人用

法人用のマネーフォワードクラウド会計にはスモールビジネスビジネスの2つのプランがあります。

プラン 月払い 年払い
(月額換算)
スモールビジネス 3,980円 35,760円
(2,980円)
ビジネス 5,980円 59,760円
(4,980円)

マネーフォワードクラウドの新料金とプラン内容について別記事にまとめました。

マネーフォワードクラウドの新料金プランがわかる新旧比較表を作った

freee(フリー)のプランと利用料金

個人事業主プラン

個人事業主用のfreeeにはスタータースタンダードプレミアムの3つのプランがあります。

プラン 月払い 年払い
(月額換算)
スターター 980円
スタンダード 1,980円
プレミアム 39,800円
(3,317円)

法人プラン

法人用のfreeeにはミニマムベーシックの2つのプランがあります。

プラン 月払い 年払い
(月額換算)
ミニマム 2,380円 23,760円
(1,980円)
ベーシック 4,780円 47,760円
(3,980円)
これらの料金に何が含まれるのか?
2019年5月のマネーフォワードクラウドの料金改定は「会計ソフト以外のサービスもお得に使えるようにするため」という理由ですが、結局のところマネーフォワードとfreeeは上記の料金で何ができるのか?わかりやすくまとめてみました。

マネーフォワードクラウド
  • 会計
  • 請求書作成管理
  • 給与計算(5名まで)
  • 経費精算(5名まで)
  • マイナンバー管理(5名まで)
freee
  • 会計
  • 請求書作成管理(会計freeeに含まれる)
  • 経費精算(会計freee 法人ベーシックプランに含まれる)

給与計算とマイナンバー管理につきまして、freeeでは「人事労務freee(3名まで月額1,980円)」という別のサービスで対応できます。

基本利用料金は若干高めですが、給与計算とマイナンバー管理サービスを利用するのならマネーフォワードクラウドの方がお得に使えます

従業員を雇っていないフリーランスや小規模法人でしたら人事労務の管理サービスは必須でもないので選択が難しいところです。

マネーフォワードの料金変更によりfreeeをおすすめする税理士先生もいらっしゃるようです。

マネーフォワードクラウドの公式サイトへ

freee(フリー)の公式サイトへ

請求書の発行と管理

マネーフォワードクラウドとfreee(フリー)の両社とも、請求書を作成すると売掛金と売上高が自動的に仕訳されます。

請求書だけではなく見積書や納品書も作成できるといったように請求書発行&管理ソフトは両者とも同等の機能のものが用意されています。

両者とも作成した書類をPDF形式でダウンロードでき、管理ソフトからそのままPDFを添付して取引先にメールを送ることも可能です。

また、両者とも紙の請求書の郵送代行サービスも提供しています。

マネーフォワードクラウドの請求書発行と管理

マネーフォワードクラウド請求書

以前、マネーフォワードクラウド請求書はクラウド会計とは別に利用料金が必要でしたが、現在はクラウド会計の料金に含まれています。

マネーフォワードクラウド請求書は会計ソフトとは別のサービスですが、請求書を作成発行すれば自動的に会計ソフトに売上計上のデータが届きますので、実質的に同じソフト内のイメージで問題ありません。

請求書郵送代行の料金は1通170円〜180円
プランによって10円変わります。

freee(フリー)の請求書発行と管理

freeeの請求書

freeeはマネーフォワードクラウドとは異なり、請求書発行に関してはfreee内の請求書発行機能を使います。

freeeはマネーフォワードクラウドと違って、会計ソフト内に請求書管理の機能が組み込まれています。freeeも請求書を作成発行したら自動的に仕訳データに変換されます。

freeeの請求書郵送代行の料金は1通150円
マネーフォワードクラウドよりも安いです。

GMOが請求書を買い取ってくれるサービスを開始
取引先に請求書を送っても入金されるのは一月後だったりしますよね。資金繰りの都合でどうしても早く現金が必要な時に取引先に「今回、早くご入金いただけませんかね?」とは頼みにくいものです。
頼めたとしても取引先に「資金繰りヤバくて今後仕事大丈夫かな…」と不要な心配をさせてしまいます。

そんな時に頼りになるのがGMOインターネットグループのGMOクリエイターズネットワークが2018年10月から開始したFREENANCE(フリーナンス)です。

フリーナンスは請求書を買い取って現金を前倒しで回収できるサービスです。
請求書の買取以外でも「あんしん補償」という損保ジャパンの保険に無料で入れるので、業務上の事故に備えることもできます。

フリーナンスの特徴と実際に加入してみた体験談を書きましたのでフリーランスや小規模法人の方はぜひ御覧ください。

フリーナンスに登録して損は無い!あんしん補償と即日払いはフリーランスにとって鬼に金棒

給与計算と年末調整

給与計算はマネーフォワードクラウドとfreee(フリー)の両社とも専用の給与計算サービスを使用します。

マネーフォワードクラウドの給与計算

マネーフォワードクラウド確定申告・会計に含まれるクラウド給与で給与計算を行います。
5名まで無料で6名以上は1名あたり月額300円かかります。

給与計算ソフトもクラウド会計の利用料金に含まれるので従業員が数名いて給与計算ソフトも使う場合はマネーフォワードクラウドがお得です。

freee(フリー)の給与計算

人事労務freee(フリー) という会計freeeとは別のサービスで給与計算を行います。
3名までが月額2,380円で4名以上は1名あたり月額300円かかります。

給与計算ソフトは必要か?
給与計算ソフトの料金で「◯名までXX円」という表記があります。これは会計ソフトのアカウント数とは違い給料を渡す人数(=従業員の人数)分必要になります。
ひとりに1アカウント作って従業員ひとりひとりの源泉税などを計算するためです。
(会計ソフトは会計ソフトを使う人数分アカウントがあれば問題ありません。)

ただし、会計ソフトを使うなら必ず給与計算ソフトを使わなくてはならないわけではありません。
つまり、給与計算ソフトは必須ではありません

給与計算はエクセルなどで台帳もしっかり管理しているのなら、会計ソフトにまとめて手入力しても大丈夫です。

例えば従業員20名に給料を振り込んだ場合は、
給与 5,800,000円 / 普通預金 5,000,000円
         / 預り金   800,000円

(※数字はデタラメです)
このように1つにまとめたりと。

たしかに給与計算ソフトは、毎年変わっていく源泉税の計算や年末調整関係ではとても便利ですが、立ち上げたばかりの小規模な会社にとっては、最初から人数分対応すると費用的に負担が大きいのではないでしょうか。

比較一覧表

この表は左右に動かせます。スマートフォンなどでご覧の方は右から左にスワイプして端までご覧ください。

サービス名称 マネーフォワードクラウド確定申告 マネーフォワードクラウド会計 freee(フリー)
プラン 個人事業主専用 法人専用 個人事業主プラン 法人プラン
取引データの自動読込
銀行・信用金庫 法人用:2135行 個人用:1153行 個人法人計:3336行
クレジットカード 142社 136社
その他・webサービス等 77社 49社
仕訳
一括登録 50個 無し(一括対象外や相手勘定が同じ取引の一括登録は可能)
自動提案 対応
自動登録 無し 対応
簡単手入力 対応
振替伝票入力 対応
レシート読み取り クラウド経費のアプリで可能 freeeのアプリで可能
料金
無料でできること 1ヶ月無料 30日間無料 30日間無料(制限付き)
プラン・料金

(税抜)

パーソナルライト:
月払い1,280円
年払い11,760円

パーソナル:
月払い2,480円
年払い23,760円

パーソナルプラス:
月払いプラン無し
年払い35,760円

スモールビジネス:
月払い3,980円
年払い35,760円

ビジネス:
月払い5,980円
年払い59,760円

スターター:
月払い980円

スタンダード:
月払い1,980円

プレミアム:
月払いプラン無し
年払い39,800円

ミニマム:
月払い2,380円
年払い23,760円

ベーシック:
月払い4,780円
年払い47,760円

プロフェッショナル:
月払い47,760円
年払い477,760円

アカウント増設 無制限
何名でも追加が可能
3名までは基本料金内
(4名以降は1ユーザー300円/月)
モバイル
ブラウザ対応 PC画面をスマートフォンで使うことは可能 タブレットなら快適に使える
アプリ対応 口座残高、損益グラフ、キャッシュフローグラフの閲覧が可能 仕訳登録などの経理業務にも対応
その他
データのインポート 弥生会計
会計王
勘定奉行
やるぞ!青色申告
freee
JDL(IBEX 会計)
JDL(IBEX 出納帳)
PCA
財務応援
ミロク
A-SaaS
CASH RADAR
弥生会計
CSVファイル
データのエクスポート 弥生会計
勘定奉行
JDL(IBEX 会計)
PCA
財務応援
ミロク
TKC
CSVファイル
PDFファイル
MF形式
弥生会計
財務応援R4
財務応援
JDL
ミロク
TKC
CSVファイル
PDFファイル
請求書の発行 マネーフォワードクラウド請求書で発行管理
請求書の郵送代行あり(別途送料)
freee内で発行管理
請求書の郵送代行あり(別途送料)
給与計算 マネーフォワードクラウド給与で5名まで無料
(6名以上は1名あたり300円/月)
人事労務freeeを使用(別途料金)
サポート メール
チャット
電話(パーソナルプラスのみ)
メール
チャット
電話(ビジネスのみ)
メール
チャット
電話(プレミアム、ベーシック、プロフェッショナルのみ)
インストール 不要
アップデート 無料
対応OS windows mac iOSなどバージョン不問
セキュリティ 256bit SSL

【まとめ】こんな人にはこっちがおすすめ

最初に申し上げたとおりクラウド型会計ソフトはマネーフォワードクラウドかfreee(フリー)の二択だと考えております。あなたの用途に合った方を選べばまず間違いはありません。

それでは、最後にマネーフォワードクラウドとfree(フリー)とで、どちらを選べば良いか、それぞれの会計ソフトの特徴を比較してみます。

こんな方にはマネーフォワードクラウドがオススメ

  • 経理業務はたまにしかしないので仕訳は一括で登録したい
  • 振替伝票など手入力する機会が多い
  • 経理専門の人員がいる
  • 給与計算ソフトもお得に使いたい

こんな方にはfreee(フリー)がオススメ

  • 経理がわからない
  • スマートフォンアプリでサクサク経理作業をしたい
  • 完全自動経理を目指したい
  • 会計ソフトだけをできるだけ安く使いたい

マネーフォワードクラウドとfreee(フリー)の比較については以上です。
クラウド会計ソフトは、これら2つの内どちらかを選べば間違いはありません。

取引データの自動取得とボタンを押すだけの仕訳は、外部に丸投げするよりも経理作業が劇的に楽になります

経理業務は徹底的に楽をして、あなたの力は本業で存分に活かしましょう。
最新情報や詳細はそれぞれの公式サイトでご確認ください。

以上、長くなりましたがここまでご覧いただきありがとうございました。

マネーフォワードクラウド、freee(フリー)は、どちらも無料でお試しできます。

ぜひ無料アカウントを作成してあなたの経理のスタイル、会計ソフトの操作性、銀行口座やクレジットカードが対応しているか等々確認してみてください。

両方使ってみて自分に合っているクラウド会計ソフトを見つけましょう。

マネーフォワードクラウドの公式サイトへ

freee(フリー)の公式サイトへ